先日アップした
↓↓初心者株式投資家、大失敗!?6選とその改善案
のなかから、
④信用取引を開設をした。
という内容と、その対策についてお話したいと思います。
この記事で学べること
- 信用取引とは?
- 信用取引をするには含み損に耐えられる余裕資金が必須
- 含み損に耐えられない場合のリスク(追証)とは
- 初心者は信用取引をしないほうが良い取り返しのつかない銘柄の売却
そもそも、信用取引とは?
自分が持っている『現金』、または、『現物の株式』の資金を担保として、最大で3倍の金額を株式投資で運用出来る取引方法です。
信用取引をしてわかった余裕資金の必要性
株式投資をしていると、株価が上昇して利益が出ていることもあれば、株価が調整して損失が出る場合があります。
全員が、必ず利益が出ていることはありえません。
そこでわかったことは、信用取引を行う場合、最大額を投入してはいけないということです。
つまり、必ず現金を残しておく必要があります。
信用取引のリスク許容度の考え方についてと例題
現金をどの程度残しておくかのリスク許容度は、各自の判断になりますが、信用取引額の何%まで損失を許容するかを考えることが必要になってきます。
たとえば、300万を信用取引投資し、30%の損失を許容するなら、
300万×30%= 90万 を現金で残しておく必要があります。※別口座でも大丈夫ですが
そうすると、初期投資費用100万+90万=190万が必要です。
これじゃあ、100万(信用取引300万)で投資できないじゃん!!
と思いますが、はっきり言ってその通りです。
この記事を読んだ初心者の方で、少しでも怖いと思ったら、信用口座は開設しないでください。
なぜ現金を残す必要があるのか?
信用取引をしている場合、利益が出ているときは良いのですが、損失が出ている場合、その損失は、
株式口座の現金残高
からその損失がマイナスされます。
残高の現金がマイナスになると、証券会社から追証の勧告がでます。
例:※現金100万しかない場合でMAX3倍の信用取引をした
①全現金100万円を信用取引でか全額投資し、信用取引300万円の株式を獲得。
②翌日、5万円の損失。
③株式口座の現金残高に、かかその翌日までに5万円を準備する様に追証勧告をうける。
※5万円を準備しないと、持っている株が勝手に売られます。担保にしているのですから、当然、証券会社にその権利があります。
現金100万円-5万円(損失)=95万円
現金が95万円になったわけですから、信用取引出来る額も減ります。
(損失)5万円✖️3倍=15万※信用取引分を15万円売却必要。
結果、信用取引額は285万円。
その売却は思惑通りでしょうか?
いいえ、追証が発生したから、やむおえず売却しただけで、本来は売りたくなかったはずです。
今回売却した15万円分の株式が必ずしも利益が出ているとは限りませんし、明日上がるかもしれません。※こうやって負のスパイラルになってしまったのが私です。
特に多いのは、相場全体の調整でほとんどの株価が下落してしまう場合です。
私は何回も経験して、何回も、やりたくないロスカットをしました。
本当は売却したくない株を、ロスカットしたくないのにロスカットする場合がこの例です。
そのためには、損失した場合にそなえて、損失許容できる現金を必ず準備しておく必要があります。
追証とは
先程の説明とかぶりますが、理解していただくために再度かきます。
信用取引は、お金や現物株式を担保として、その担保で信用してもらい3倍の取引ができます。
先程の5万円の損失がでたら、担保として預けている現金等から、その損失を支払ってもらうのです。
そこで上記のように最大限まで投資していると、損失を担保で支払うと、信用取引で投資している額が、担保している額よりもおおくなるため、それを実状の現金に戻そうとする。
それを追証と呼びます。
追証がおきたら、現金を別口座から準備をするか、現物の株式を売却や、信用取引の株を売却して、マイナスになった投資資金を0円以上の黒字状態にする必要があります。
これが、僕が一番信用取引で一番失敗し、本来は失敗しないで、一番理解しておくべきだと思った内容です。
実経験として、信用取引でマイナス100万以上の損失がでた
投資顧問から教えてもらった銘柄に多額を投資していましたが、
相場全体の下落により、数日でマイナス100万以上の損失が出てしまいました。
その時に持っている株を全てうればお金を準備できましたが、
投資顧問から紹介されている銘柄も多く、リバウンドしたらもったいないと思い、
別口座の預金からもってくるなどでなんとかお金を引っ張ってきました。
このころは本当にお金が底をついていました。当時に出たボーナスも追証に突っ込みました。
対策案とは
結論、
①初心者の株式投資家は信用取引を開始すべきではない。
改めてそう思います。
欲にまみれた私は、いまだに大きな含み損を抱え、抜けに抜け出せない状態になっていますが、
ポジションを少しずつ縮小し、いつかは信用取引から抜け出そうと思っています。
なお、それでも信用取引を行う場合は、損失しても、もっている株式を売らないような額の
②予備資金を準備してください。
※口座に入れるか、別口座で保有しておくかは自己判断ですが、できれば別口座が良いです。
同じ口座にあると、その予備資金も投資に回したくなってくる可能性があります。
ただし、正直、これが、なかなか難しいので、初心者さんには信用取引をオススメ出来ないのです。
改めて申し上げますが、株式投資初心者は、信用取引は使用しない方が良いと思います。
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